式会社資本市場研究所きずなは、地域企業へ個人のリスクマネーが地方証券会社や地域金融機関を通じて、より一層供給されることを支援いたします。

中堅・地方証券におけるビジネスモデル変化について(2024年9月2日)

 今、リテール証券ビジネスが大きく成長しています。個人の証券口座は、2024年3月末で3,590万口座となり1年間で3百万口座以上増加しました。株式投信も2024年6月末には運用残高が221.5兆円と2023年3月末比で69.3兆円増加しています。口座数増は大手ネット証券が主導する形で、新NISAなどによる積立投資を中心とした若年層の投資家が増えたことが挙げられます。また運用残高の増加も同様であり、併せて市況が好調だったことにも支えられました。

これに対して対面営業のリテール証券においては収益性向上と安定的な成長を目指すために資産管理型営業への取組みが大手証券を中心に推進され、大手証券においては富裕層や企業の経営層へのアプローチが強化されています。


☆中堅・地方証券におけるビジネスモデル変化について

・証券ビジネスにおける中堅・地方証券の現在地

・ビジネスモデル変化の兆し

・中堅・地方証券のリテール証券業にける新たな価値・役割

・変化のためのポイントとこれからの期待

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